三原葉子礼賛

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ちょっとコラム(その2)

私の師匠が80歳で逝ったとき、未亡人にその後始末を任された。木を彫り、彩色する道具と材料が残されていた。それらのうち使えるものは弟子たちと分け合い、不要なものは捨てた。いろいろ整理しているうちに、大きい封筒が出てきて表に「おもかげ」と書かれていた。中は女の写真だった。雑誌のグラビアなどから集められたもので、師の好みの女たちのオンパレードだった。あの威厳に満ちた師を思うと、いじらしくなってきた。
おおかたの男たちはそうしたものであり、死ぬときに捨てることが間に合わないものなのかもしれない。その後思った、無理に整理するには及ばない、好きな女の写真を傍らにおいて、ときどき眺める、これが生きるということではないか、と。このぼくならむろん三原葉子を選んで、最後まで捨てないだろう。それ以外には誰を選ぶだろう、思っただけでもこの上なく楽しい。
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  1. 2013/10/02(水) 16:20:55|
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